2011年3月16日水曜日

ヒントは日本、北京で“若者向け”カプセルマンションお目見え

 1日付中国新聞社電によると、北京市に住む黄日新さん(写真)はこのほど、同市海淀区(海澱区)内に「カプセルマンション」を作った。

 新聞で見た、日本の「カプセルホテル」がヒントだった。“間取り”は幅72センチメートル、奥行き240センチメートル。黄さんは元電気関係の技術者で、「室内」でテレビを見たり、インターネットを利用できるようにした。

 計8部屋あり、家賃はそれぞれ200?250元(約2750円?3430円)と格安。黄さんによると、“マンション設立”は「就職難で住居の確保に苦しむ若者のためになればと思った」から。そのため、これまでに投じた費用を回収することは、期待していない。建物の持ち主も説得して理解してもらい、もとの部屋の改造には、友人らとチームを作って、いろいろと研究するなどの苦労もあったという。

 中国の都市部では、高学歴でも定職がみつからず、大勢の仲間と狭いアパートで暮らす「アリ族」が増えている。。(編集担当:如月隼人)

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引用元:ロハン(新生R.O.H.A.N) 専門サイト

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